EdTex 書式ファイル(.fmx)仕様

EdLeaf 書式ファイル(.fmx)仕様





=== EdTex 書式ファイル(.fmx)仕様 === 
									Rev.B 2001/06/07
■ EdTex Ver3.00 以降が対象です。

■ .iniファイルと同等の構造です。 ■ .fmxファイルは、書式設定で作成されますが、テキストファイルですので、エディタで作成、編集可能です。エディタで作成した場合には、EdTex下のForm フォルダへ保存します。.fmxファイルは、EdTex起動時に認識されます。

■構造は以下の通りです(.iniファイルと同等の構造です)。

[Settings]
Extensions=
この書式と関連する拡張子

設定例
Extensions=.cpp .h .txt ".d c" .xxx
区切りは「半角空白」、半角空白を含む拡張子は、「"」で囲む。
最大20個まで設定可。

指定がない場合の解釈
FolderPath と関連させる。

FolderPath=
この書式と関連するフォルダ

設定例
x:\xxx\xxx\
フルパスでかつ、末尾には、「\」マークがあること。

指定がない場合の解釈
Extensionsと関連させる。Extensions指定もない場合には無効。

補足
FolderPathもExtensionsも共に指定があった場合、FolderPath指定が優先される。

ApplyLower=
1 : FolderPathの下位階層のフォルダへも適用する。
0 : 適用しない。

指定がない場合の解釈
0

ColumnCount=
1行文字数(10 〜 250が有効)

指定がない場合の解釈
80

TabColumnCount=
1行文字数(2 〜 20が有効)

指定がない場合の解釈
4

LineSpaces=
行間(1/10 ミリ単位)

指定がない場合の解釈
0

ColumnSpaces=
文字間(1/10 ミリ単位)

指定がない場合の解釈
0

EnWordWrap=
1 : ワードラップを行う。
0 : 行わない。

指定がない場合の解釈
1

EnKinsoku=
1 : 禁則処理を行う。
0 : 行わない。

指定がない場合の解釈
1

GyotoKinsokuStr=
行頭禁則文字

指定がない場合の解釈
、。,.)]}」』),.]}。」、・゙゚

GyomatuKinsokuStr=
行末禁則文字

指定がない場合の解釈
([{「『([{「

LineNumAsBreak=
1 : 行番号は、改行までを1行と計算
0 : 折り返し行も1行と計算

指定がない場合の解釈
1

DispEnter=
1 : 改行マークを表示
0 : 表示しない

指定がない場合の解釈
1

DispTab=
1 : タブマークを表示
0 : 表示しない

指定がない場合の解釈
0

DispZenSpace=
1 : 全角空白を表示
0 : 表示しない

指定がない場合の解釈
0

DispHanSpace=
1 : 半角空白を表示
0 : 表示しない

指定がない場合の解釈
0

ExtForSaveAs=
「無題」文書の名前を付けて保存時に初期付加すべきファイル拡張子

指定がない場合の解釈
.txt

補足
書式設定ダイアログでの設定は未サポート

EnCursorUnderline=
1 : カーソル行に下線を表示
0 : 表示しない

指定がない場合の解釈
0

CursorUnderlineColorref=
カーソル行に下線のカラー値

指定がない場合の解釈
0x400080

EnFreeCursor=
1 : フリーカーソルモード
0 : フリーカーソルモードではない

指定がない場合の解釈
1

EnAutoIndent=
1 : 自動インデントモード
0 : 自動インデントモードではない

指定がない場合の解釈
0

EnTabToSpace=
1 : タブキーで空白を入力
0 : タブキーでタブを入力

指定がない場合の解釈
0

SaveMarkedLineInfo=
1 : マーク行情報を保存
0 : 保存しない

指定がない場合の解釈
0

SaveMarkedWordInfo=
1 : マーク文字情報を保存
0 : 保存しない

指定がない場合の解釈
0

EnAreaComment=
1 : /* */ (←実際は半角)で囲まれている範囲をカラー表示する
0 : しない

指定がない場合の解釈
0

補足
色はLineComment1Colorrefと同様

EnSlashSlashComment=
1 : // 行をカラー表示する
0 : しない

指定がない場合の解釈
0

補足
色はLineComment1Colorrefと同様

AreaAndSlash2CommentColorref=
/* */ (←実際は半角)領域, // 行 のカラー値

指定がない場合の解釈
0x008000

EnAutoForm=
1 : 自動整形する
0 : しない

指定がない場合の解釈
0

AddHtmlTagMenu=
1 : HTMLタグメニューを表示
0 : 表示しない

指定がない場合の解釈
0

AddHtmlTagBar=
1 : HTMLタグツールバーを表示
0 : 表示しない

指定がない場合の解釈
0

ColorHtmlTag=
1 : HTMLタグをカラー表示
0 : カラー表示しない

指定がない場合の解釈
0

ColorCKeyword=
1 : C言語キーワードをカラー表示
0 : カラー表示しない

指定がない場合の解釈
0

ColorCppKeyword=
1 : C++言語キーワードをカラー表示
0 : カラー表示しない

指定がない場合の解釈
0

MarkedLineBackColorref=
マーク行の背景カラー値

指定がない場合の解釈
0x80FF80

MarkedWordBackColorref=
マーク文字の背景カラー値

指定がない場合の解釈
0xFFFF00

CKeywordColorref=
C言語キーワードカラー値

指定がない場合の解釈
0xFF0000

CppKeywordColorref=
C++言語キーワードカラー値

指定がない場合の解釈
0x0000FF

EnterColorref=
改行マークカラー値

指定がない場合の解釈
0xFF0000

TabAndSpaceColorref=
タブ、半角空白、全角空白マークカラー値

指定がない場合の解釈
0xFF0000

TextColorref=
テキスト文字カラー値

指定がない場合の解釈
0x000000

TextBackColorref=
テキスト文字背景カラー値

指定がない場合の解釈
0xFFFFFF

TaggedLineBackColorref=
タグ先行背景カラー値

指定がない場合の解釈
0x00FF00

HtmlTagColorref=
HTMLタグカラー値

指定がない場合の解釈
0x400080

ClickableUrlEmailColorref=
URL、メールアドレスカラー値

指定がない場合の解釈
0xFF0000

EnClickableUrlEmail=
1 : クリッカブルURL&Emailを有効にする
0 : 無効

指定がない場合の解釈
1

EnLineComment1=
1 : 行頭に LineComment1Strで指定の文字があった場合、その行をカラー表示する
0 : しない

指定がない場合の解釈
0

LineComment1Str=
コードが0x21以上0x40未満の1、または2文字を指定します。

設定例
LineComment1Str=//

指定がない場合の解釈
なし

LineComment1Colorref=
カラー値

設定例
赤 ---> Colorref=0x0000FF
緑 ---> Colorref=0x00FF00
青 ---> Colorref=0xFF0000

先頭に 0xを付けて16進数形式で指定

上位からBule, Green, Red の順で指定

指定がない場合の解釈
0x008000

EnLineComment2=
LineComment2Str=
LineComment2Colorref=
EnLineComment1, LineComment1Str, LineComment1Colorref と同様
ただし、LineComment2Colorrefがない場合の解釈は、0x408000

EnLineComment3=
LineComment3Str=
LineComment3Colorref=
EnLineComment1, LineComment1Str, LineComment1Colorref と同様
ただし、LineComment3Colorrefがない場合の解釈は、0xFF8000

LogicalFont=
使用するフォント

設定例
LogicalFont=14,0,0,0,400,0,0,0,128,1,2,1,49,Fixedsys

LOGFONT構造体の形式で指定。数字は10進数で指定

先頭には、ポイント値(上の例では、14)を記入

末尾がフォント名

項目の区切は、「,」

指定がない場合の解釈
Fixedsys


[Keyword1]
Valid=
1 : Keyword1は有効
0 : Keyword1は無効

指定がない場合の解釈
0

Case=
1 : 大文字小文字を区別する
0 : 区別しない

指定がない場合の解釈
1

Word=
1 : 単語単位で認識する
0 : しない

指定がない場合の解釈
1

Colorref=
カラー値

設定例
赤 ---> Colorref=0x0000FF
緑 ---> Colorref=0x00FF00
青 ---> Colorref=0xFF0000

先頭に 0xを付けて16進数形式で指定

上位からBule, Green, Red の順で指定

指定がない場合の解釈
0xFF0000

KeywordStr=
キーワードを、連続する3個の半角空白で区切って指定

1個のキーワードの長さは、30文字以下(半角換算)

キーワードの個数は、最大200個まで

設定例
KeywordStr=EdTex EdMax EdBin

指定がない場合の解釈
キーワードなし

[Keyword2]
[Keyword3]
[Keyword4]
[Keyword5]
[Keyword1]の場合と同様
ただし、Colorrefがない場合の解釈は、それぞれ、
0x0000FF, 0x00FF00, 0x00FFFF, 0xFFFF00

[Phrase1]
フレーズ(決まり文句、定型句)を、タイトル=内容 の形式で設定

Phrase_Caption=XXX があった場合、XXX が、そのフレーズブロックのメニュータイトル(ブロック用)になる。
Phrase_Caption=XXX がない場合は、「フレーズN」が表示される(Nは1〜20)

規則
改行は、\n で記述。\n を改行でなく単に文字としたい場合には、\\n と記述。

タイトルは最大50文字、内容は最大1000文字まで(半角換算)。
タイトル名の先頭文字は、「[」であってはいけない。タイトル名中に、「=」を含んではいけない。

フレーズは、1グループあたり、20 個まで。

タイトルの末尾に、(&A) とか記入した場合、「A」が、メニューでのアクセスキーになる。

$A 等の特殊記号も使える。

$sは、現在選択中の文字列を意味する(例えば、選択中の文字列を挟むような形式での挿入も可)。

$k は、挿入、または上書き後のカーソル位置を示す(指定がない場合は、末尾)。

$s, $k 自体を単なる文字列として扱いたい場合には、$$s, $$k と記述する($$は単なる$を意味)。

タイトルが、 「-----」(5個の「-」)の場合、セパレータを意味する。
「Phrase_Caption=-----」の場合は、そのブロックは無効で、メニュー表示はセパレータになる。

設定例
PhraseCaption=あいさつ他(&T)
こんにちは(&K)=こんにちは、xxxです。\nいつもお世話になっています。
はじめまして(&H)=はじめまして、xxxと申します。\n
住所(&J)=XXX県XXX市XXX
リンク(&L)=$s

メニュー表示例
フレーズ(P)
フレーズに追加(A)
------------------
あいさつ他(T)
こんにちは(K)
はじめまして(H)
住所(J)
リンク(L)

[Phrase2]
[Phrase3]
|
|
[Phrase20]
[Phrase1]の場合と同様








=== EdLeaf 書式ファイル(.fmx)仕様 === 
									Rev.A 2002/09/25
■ EdLeaf Ver1.00 以降が対象です。

■ 下記の点以外は、EdTexと同様です。