IMAP4サポートについて

使用方法

アカウント設定:基本で「受信サーバー種別」として、「IMAP4」を選択し、必要な情報を設定します(アカウントは、ファイルメニューの新規アカウントコマンドで新規作成できます)。なお、CRAM-MD5で認証は、お使いのIMAP4サーバーが、ユーザー認証に、CRAM-MD5を使用している場合にONします。

フォルダ画面で、IMAP4 アカウントのアカウントアイコンを右クリックして、IMAP4 サーバーから再読込みコマンドを選択します。

すると、サーバー側のフォルダがリストアップされて、フォルダ画面に表示されます。ただし、リストアップ可能なのは、約 300 個だけです。越えている場合には、ワーニングメッセージが表示されます。なお、IMAP4サーバーのカレントディレクトリに、メール以外のフォルダがある場合には、アカウント設定:その他サーバー側メールディレクトリを設定して、リストアップするフォルダを絞り込むようにしてください。

次に、メッセージの受信コマンドを選択、または、単に受信フォルダを選択すると、受信フォルダへ、メッセージヘッダ(メッセージ一覧)が受信されます。なお、アカウント設定:その他に関連のスイッチがあります。なお、各フォルダを選択すると、サーバー側の対応するフォルダのメッセージ一覧がロードされます。

リスト画面でメッセージを選択すると、その本文がロードされ、ビュー画面に表示されます。

メッセージの受信、または、受信フォルダ選択では、振り分け設定等も有効です。ただし、通常は、ローカルフォルダへは振り分けできません。なお、アカウント設定:その他の「最初から本文も受信する」をONしておくと、ローカルフォルダへの振り分けも可能です。

フォルダを右クリックして、IMAP4 サーバーから再読込みコマンドを選択すると、再読込みも可能です(メッセージ一覧がサーバー側をベースに同期されます)。

補足

IMAP4 の場合、アカウント設定:受信の「受信方法」の各スイッチは無効です。

設定メニューに、IMAP4 オンラインモードがあります。デフォルトはONですが、OFFすると、フォルダやメッセージをクリックしても、サーバーへ接続しに行かなくなります。

「送信」、「待ち」、「草稿」、「ごみ箱」フォルダは、ローカルフォルダです(サーバー側に同名のフォルダがあった場合には、フォルダ画面ではそれらは、「Rx$_送信」等の名前で表示されて、区別されます)。リモートフォルダとローカルフォルダは、アイコンで区別されます。

「送信」、「待ち」、「草稿」をローカルでなく、サーバー側にも設定したい場合には、アカウント設定:その他の該当スイッチを設定します。

リモート側のごみ箱として「Trash」が、作成されます。リモートフォルダのメッセージを削除した場合に、Trashに保管されます。アカウント設定:その他で、別のリモートフォルダを指定することもできます。

サーバー側のsubscribe/unsubscribe 管理は行っていません。

クエリー等は、ローカルメッセージ(ロード済みメッセージ)に対してのみ行われます。サーバー側メッセージを直接検索することはしていません。

リモートフォルダを、Drag&Drop して移動、コピーしても、サーバー側フォルダは、移動、コピーされません。必要に応じて、移動、コピーしたフォルダを選択したり(アイコンのリモートマークが消えます)、アカウントアイコンを右クリックしてIMAP4 サーバーから再読込み、または単にアカウントアイコンクリックで、サーバー側との同期をとってください。

ローカルフォルダ中のメッセージを、IMAP4リモートフォルダへコピー、移動しようとした場合、次のようなガイドが表示されます。

「選択中のメッセージを"再構成"してサーバーへ保存しますが、よろしいですか?\nなお、対応する"生ログ"がある場合は、生ログが保存されます。用語の意味については、ヘルプを参照してください。」

再構成した場合、元メッセージのオリジナルのヘッダ情報は、From:, To:, Date:, 等を除いて、すべて削除されます。また、元メッセージの添付ファイルが、複雑な構成で添付されていたとしても、再構成した場合には、単純な構成で付加保存されます。

生ログは、受信メッセージに対して、アカウント設定:受信で、受信メッセージのログをとる受信したままの形式で保存が共にONの時のみ収集されます。こちらはオリジナルのメッセージそのものです。